理学療法士とは医師の指示の下に、「理学療法」を行うことを業とする者をいいます。理学療法とは、身体に障害のある者に対し、その基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行わせたり、電気刺激、マッサージ、温熱その他の物理的手段を加えたりすることを言います。理学療法士の活躍の場はおもにリハビリに置いてです。リハビリテーション病院が増えてくるにつれて、 大学・専門学校教育においてこの職種の養成教育が始まり、当初は養成校の数は少なかったのですが、近年急激に増設されています。大学など養成校での修学過程を終了後、理学療法士国家試験の受験資格を得ることができます。
著者の講演会に参加し、会場でこの本が割引価格で売られていたので買ってきました。
ざっと読んだ感想ですが、私(身障OT)のところにくる学生には必ずこの本は読んできておいてほしいと思いました。
私がこれまで指導してきた学生の数はかるく100を越えていますが、この本はこれまで見てきた大半の学生が抱えていた疑問や質問に答える内容になっているからです。
実習に行く学生は、あらかじめこの本で予習しておいて、実習に専念できる状態を作っておいてほしいものです。
また、SVになるOTPTにも本書は読んでほしいと思いました。
特に若いSVの中には、学生をどう指導すればいいかわからない方が少なくないと思います。
本書はベテランのOTPTが学生の質問と疑問に答える内容になっていますから、学生指導の参考になると思います。
臨床実習はOTPT業界に優秀な人材を供給するための大事な教育ですから、実習指導に悩むSVは本書からポイントを学ぶとよいと思います。
最後に、ないものねだりかもしれませんが、本書の続編(疾病・障害別編、SV編など)ができればありがたいと思いました。
臨床実習には本書では取りあげられていない課題がまだまだあると思うためです。