介護福祉士は身体的、精神的な障害により日常生活行動、例えば入浴、食事、排泄などの行動に支障のある人に対して介護し、自立した、人間としての尊厳をもった生活を送るための支援を行うことに優れた能力を有する者の国家資格です。介護福祉士になるには厚生労働大臣の指定する養成施設を修了し登録名簿に登録するか、介護実務経験3年以上で国家試験に合格、登録名簿に登録する 、の2通りあります。現在介護福祉士の国家試験は年1回行われていますが、介護福祉士を増やし、育成する観点から、試験の回数を増やすことを検討する必要があると総務省は厚生労働省に訴えていますが、未だ改善されていません。
私はこの本をカウンセラーの心得とも読めると思い。この本からカウンセラーに関係のある事柄を抜き出して私家版カウンセラーの心得100を作りました。スキルを伝える本といいながら専門家が書くとどうしても総論中心になってしまって、各論は誤解されやすいのと、著者の本音や立場が透けてしまうので具体的に書かれないことが多いものです。まれに現場の人の各論の本があっても、話が下世話に過ぎたりしてなかな良い本がないのが現実ですが、柴田さんは例え話に説得力があり、感心したり、これは盗んでやろと思っているうちに、総論的な問題点に気がつくように書かれています。他のレビュアーもおっしゃっていますが頭のよさを感じます。思い切って言い切っているところに、頑固さではなく、今までの自分の体験を信ずる心が感じられて頼もしいです。
生活保護のケースワーカーは福祉の仕事としては非常に変わった分野です。多くの福祉事務所では、担当ケースワーカーは人事異動で福祉分野に配置され、初対面の他人と腹を割って話をすることにも慣れていないのに右往左往しながら山のような仕事をこなしている、行政職員なのです。<p>この作者はそのような現状を踏まえた上で、生活保護の仕事が極めて専門性の高い、しかも法律知識、窓口対応技術などの点で一般の行政実務のスキルとしても高いものを要求される職務であることを論じ、経験の浅いケースワーカーがどのように自己管理をし、また仕事を身につけていくべきかを述べています。<p>「こんな経験もした」「世の中にはこんなこともある」式の話ではなく、全国のケースワーカーの仕事への意識を変えていくことが受給者の自立、権利の保護につながっていくという考えがとても伝わってくる、非常に知的な本と感じました。あー、わたしもこの仕事なんですよ(笑)。
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